
もうすぐ梅雨!雨の日の小学生の登下校事情やおすすめアイテム
梅雨の時期になると 、雨の日が増えてきます。さらに夏から秋にかけては、 台風やゲリラ豪雨など、学校生活において雨は避けられない存在。
今回は、雨の日の小学生の登下校事情や、家庭で準備しておきたいおすすめアイテムを紹介します。
執筆 元教員 金島ちぐさ
目次
雨の日の登下校事情と気を付けたいポイント

入学したての1年生にとって、雨の日の登下校は心配ごとも多いかと思います。警報に関する決まりやお迎えが必要になるパターンなどを確認して、柔軟に対応できるような準備をしましょう。
基本的には雨でも徒歩通学
幼稚園や保育園では、「晴れや曇りの日は徒歩で、雨の日は車送迎」と天候に合わせて送迎方法を選んでいた家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、小学生になったら、雨の日も徒歩で通学することになります。特に集団登校の仕組みがある学校では「雨だから車で送る」という対応が取りにくいので、雨の日も自力で通学できるような仕組みやアイテムを考えましょう。
大雨や暴風の可能性がある朝は警報をチェック
学校があるかないかを決めるのは、警報です。大雨や暴風、雷、地域によって波浪の警報が出るかもしれないときは、朝から警報の有無をチェックしましょう。学校によっては、警報の種類によって休校や登校時間変更などの対応が決まっている場合があります。年度初めに配布されるお便りや連絡アプリの内容を、一度確認しておくと安心です。
気象庁のHPによると、「警報は、重大な災害が発生するような警報級の現象が概ね3~6時間先に予想されるときに発表することとしています。」とあります。外の様子からさほど天気が荒れていない感じがしても、実際には既に警報が発表されていることがあるので確認してください。
校内では廊下や階段に注意
雨の日は、校内の環境にも注意が必要です。
小学校の廊下や階段は、ビニールシートやビニールタイルが使用されていることが多いです。雨の日はどうしてもすべりやすくなり、転ぶ子も出てきます。
また、近年問題になっている校舎の老朽化により、一部で雨漏りをしていることも…。いつも以上に安全に気を付けて生活をするように、ぜひ声掛けをしてください。
お迎えが必要になったり、下校時刻がズレたりすることも
朝から警報が出ていれば休校になりますが、朝は晴れていたのに、急激に天候が悪化することもあります。
学校にいるときに警報が発表された場合は、アプリ等を通して下校に関する連絡が届きます。基本的には保護者が学校へ迎えに行くことになるでしょう。
一方で、夏~秋にかけては、夕立やゲリラ豪雨により一時的な天候悪化が起こることもあります。学校側で雨雲レーダー等を確認し、すぐに天候回復が予想される場合は、「学校で15分待機してから、通常通り下校します」といった連絡が届くケースも。学校からの連絡を見逃さないようにしてくださいね。
置き傘が可能かどうか確認しておこう
下校時刻にだけ雨が降っていた場合に備え、置き傘を準備する学校が多くあります。ただ、傘を置くスペースの問題や、在校児童数によって、ルールは学校によってさまざまです 。
・学校で置き傘を一斉注文する
・各自で長傘を用意する
・折り畳み傘をロッカーに入れておく
など、対応方法は異なります。
学校からのお便りに記載があれば、それに合わせて準備しましょう。
雨の日の登下校におすすめのアイテム

子どもたちが少しでも安全・快適に学校へ通えるように、雨の日におすすめのアイテムを紹介します。タオルや靴下などはわざわざ購入しなくても家にあるものでよいので、無理なく取り入れながら、雨の日の通学準備をしていきましょう。
前が見える傘
子ども用の傘には、部を透明にすることで、前を確認しやすくなっているものがあります。傘をさすとなかなか前が見づらく、車や自転車に気付きにくくなることもあります。 できれば透明部分がある傘がおすすめです。
また、ランドセルが濡れないように、一回り大きめの傘を選ぶ家庭もあります。ただし、大きすぎると風にあおられたり、扱いにくくなったりすることもあるため、 次に紹介するランドセルカバーと組み合わせながら検討してください。
ランドセル用レインカバー
ランドセルを絶対に濡らしたくない、大きな傘を持つのは心配、という場合は、ランドセル用のレインカバーがおすすめです。
雨カッパの素材で作られたレインカバーは、「ランドセル用のカッパ」と呼んでいいでしょう。隙間から雨が吹き込むこともなく、教科書をしっかり守ってくれます。
登校時にレインカバーを使用する場合は、外した後に保管できるように、ビニール袋も忘れずに持って行きましょう。
タオル
ランドセルカバーをつけるほどでもないときは、教室でさっとランドセルを拭けるようにタオルを一枚持っておくと安心です。手元や足元など、雨で濡れた体が気になるときにも使えます。こちらも、ビニール袋と合わせて準備しましょう。
替えの靴下
雨の強い日に靴で登校すると、靴下までぐっしょり濡れてしまいます。濡れた靴下のまま一日過ごすのは不快ですし、体が冷えてしまう原因にもなります。替えの靴下を1足持たせておくと安心です。 雨の日は外での体育がないので、一度履き替えるだけで下校時刻までは快適に過ごせるはずです。学童へ行く場合は、さらにもう一足準備しておいてもいいかもしれませんね。
レインコート や長靴もOK!
入学したての1年生にとって、傘を差しながら歩くのは意外と難しいものです 。風が強くて特に心配な場合等は、レインコート での登校もOKとする学校が多いです。
長靴も雨の日には便利ですが 、どうしても歩きにくくなってしまうので、集団登校の場合は歩くペースに注意しましょう。また、新しい長靴は靴擦れすることもあるため、事前に少し履いて慣れておくのもおすすめです。
まとめ
・天気が悪くなる日は、朝から警報をチェック
・急な天候悪化で下校時刻がズレることもあるため、学校からの連絡を見逃さないように
・傘やレインカバー、替えの靴下などを準備して、雨の日でも安全・快適な学校生活を!
雨の日の小学生の登下校は、普段よりも視界が悪くなったり、足元が滑りやすくなったりするため、少しの準備が安心につながります。 梅雨や台風の時期も、子どもたちが安全に学校へ通えるよう、親子で一緒に準備してみてくださいね。
金島ちぐさ
元教員
国立大学の学校教育学部にて、小学校教員と中高音楽教員の免許を取得。卒業後は小学校の正教員として勤務。結婚を機に退職し、現在は小学生2人を育てながら教育・子育てに関する情報を発信している。