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2024.09.12  企業情報
SASENAIが実証実験に向けて18自治体と協議開始

犯罪から子どもたちを未然に守ることを目的としたAI防犯アプリ「SASENAI(サセナイ)」を開発しているVxTech株式会社(本社:東京都港区、代表:小野衣子、以下VxTech)は、7月20日に開催された「自治体向けビジネスピッチ2024」(運営会社:イチニ株式会社、以下自治体向けビジネスピッチ2024)において、全国18の自治体の現職首長からSASENAIの実証実験に向けた協議の希望をいただき、8月13日より官民連携を目指す協議を正式に開始しました。

白いバックグラウンドの前に立っている男の子

低い精度で自動的に生成された説明

■背景と課題

子ども(13歳未満)が被害者となる身体犯の多くは、登下校時の一人区間である地域の目が行き届かない区間で発生しており、このようなエリアは「見守りの空白地帯」とされています。

政府はこの問題解決に向けて「登下校防犯プラン」を策定し対策を進めており、全国の自治体において、子どもの登下校を見守る活動が行われています。しかし近年、人口減少、高齢化、PTA会員減少のため見守りの担い手不足が進行しており、依然として深刻な社会課題となっています。

「SASENAI」は、テクノロジーの力で子どもたちが犯罪被害に遭う可能性が高まる「見守りの空白地帯」を補うため独自の犯罪予測モデルを用いた次世代の防犯ソリューションです。7月20日に開催された「自治体向けビジネスピッチ2024」において、18の自治体首長がSASENAIの取り組みに共感し、実証実験に向けた協議の機会をいただきました。そして8月13日より、各自治体との官民連携に向けた協議が開始されました。

■実証実験の概要

ダイアグラム

自動的に生成された説明

本実証実験では、子どもが不審な声掛けをされた場合や異常な動き(移動速度の急な変化、通学路からの逸脱など)に対する適切な検知に加え、保護者や適切な機関に対し通知が行われるかなどを段階的に検証。地域の子どもの見守りを行う、PTAやスクールガード、学校等との連携方法の仕組み化を目指し、地域と共に子どもを見守る形を築いていきます。

■今後の展開

今回の実証実験を通じて、AI防犯アプリ「SASENAI」の実用性と有効性を検証し、「見守の空白地帯」問題解消や地域全体での安全対策強化に貢献することを目指しています。なお、VxTechでは他の自治体からの実証実験のご依頼も引き続き募集しており、興味をお持ちの自治体担当者の方はぜひご連絡ください。

■お問い合わせ先

VxTech株式会社 (お問い合わせフォーム) https://x.gd/7R7Iz 

■参考記事とサイト

ー「自治体向けビジネスピッチ」に関する弊社のプレスリリース

「自治体向けビジネスピッチ2024」のファイナリストにSASENAIが選出されました。大阪府吉村府知事をはじめとする現職首長74名に向けてピッチいたします。」

https://www.dreamnews.jp/press/0000300930

「「自治体向けビジネスピッチ2024」のファイナルでAI防犯アプリ「SASENAI」が17自治体から連携に向けて高評価を頂きました。」

https://www.dreamnews.jp/press/0000301984

自治体ビジネスピッチ2024公式サイト     

https://pppbusinesspitch.com