習い事ってどうやって始める?もし辞めたくなったら?

子どもが成長するにつれて、「そろそろ習い事を始めた方がいいのかな?」と考える保護者は多いのではないでしょうか。一方で、始めた習い事を「いつまで続けるべき?」「辞めるタイミングは?」と悩むご家庭も少なくありません。

今回は、小学生の習い事をテーマに、選び方のポイントや辞めるタイミングについて考えていきます。

執筆 元教員 金島ちぐさ

習い事選びのポイント

習い事選びで大切なのは、子どもの気持ちと家庭の事情をバランスよく考えることです。子ども主導・親主導のどちらかに偏るのではなく、子どもの興味と親の希望をうまくすり合わせ、家庭に合った習い事選びをしましょう。

子どもが「やってみたい」と感じる習い事を選ぶ

まず意識したいのは、子ども自身が「やってみたい」と感じているかどうかです。スポーツ系、音楽系、学習系、デジタル系など、習い事も本当にさまざまなものがあります。1回無料体験や短期教室などを活用し、いろいろ体験してみるのがおすすめです。何を習うか決めてから教室選びのために体験に行ってみる、という考えの方が多いかもしれませんが、「何を習うか検討するために体験してみる」というのもとてもいいと思います。

そうは言っても、子どもが興味を持てるかどうかも分からない場合は、習い事に関する動画を見てみるのもいいですね。最近は、YouTubeやInstagramなどで動画を発信している習い事教室も増えています。「こんな雰囲気で習っている」「こんなことができるようになる」が見えると、やってみたい気持ちになるかもしれません。

苦手になる前に始めると安心な習い事

習い事の中でも人気の高い水泳。これは、「水が苦手になる前に慣れてほしい」と考える保護者も多いからではないでしょうか。小学校に入ると夏にはプールの授業がありますので、水が苦手、怖いと感じないように、事前に慣れておけると安心です。

また、英会話も年齢が上がるにつれて苦手意識を持ちやすい習い事です。小さいうちから英語を話すことに慣れる、英語で自己表現をすることに慣れるメリットが多いと言えます。

本格的に目指すなら、早く始めた方が有利な習い事

ピアノやバレエなどは、本気で上達を目指すなら早く習い始めた方がいいとされる習い事です。これは音楽で必要とされる絶対音感や、バレエで必要とされる柔軟性を高めるために大切だとされる年齢です。アニメ「メダリスト」で注目を浴びたフィギュアスケートも、プロを目指す子どもたちは早くに習い始めることが多いそうですね。

ただ、趣味として楽しく取り組むのであれば、年齢について重く考えすぎる必要はありません。小学校入学後からでも受け入れてくれる教室はたくさんありますので、慌てずに探しましょう。

サッカーやバスケットボールといったスポーツ競技も、もちろん早く始めた方が習得は早くなります。ところが「ゴールデンエイジ」と呼ばれる運動能力が発達しやすい時期は9~12歳とされているため、周りより遅く始めても追いつける可能性が高まります。

通いやすさや費用が許容できる習い事

習い事を続けるうえで、通いやすさや費用は大きなポイントです。習い始めは週に1回の教室が多いですが、クラスが上がるごとに回数が増えたり、時間が遅くなったりすることも。送迎者の負担ももちろんですが、子ども自身の疲れや、兄弟の習い事との兼ね合いもポイントになってきます。

また、費用についても年齢が上がるごとに高くなるケースが少なくありませんので、先を見通しておきましょう。合宿による費用や、大会、演奏会、発表会などで別途費用が必要になります。野球やサッカーに多い少年スポーツ団は、費用が安価な代わりに親の当番があることも。サポートの負担についてもよく確認してくださいね。

習い事を辞めるタイミング

習い事を始めるということは、いつかは辞める日が来ます。習い事を辞めるのは悪い、という考え方はもたなくて大丈夫。ポジティブな気持ちで習い事を「卒業」できるように考えていきたいですね。

目標を達成したとき

目標をもって習い事を始めたり、習っている間に目標ができたりしたなら、その目標を達成したタイミングで一区切りとするケースが多くあります。スイミングなら「クロールで25m泳げるようになったら」、ピアノなら「ブルグミュラーが終わったら」など、区切りになるタイミングがありますよね。自分の中での目標をもち、達成したタイミングであれば、自信をつけた状態で習い事を卒業できます。

進学・進級で生活スタイルが変わるとき

年度の変わり目は、習い事を見直すタイミングになりやすい時期です。習い事を複数している場合は、片方の習い事の回数が増えることで、他方が続けられなくなることがあります。中学生になると部活があり、習い事を続けるのが難しくなるケースも。年度の変わり目であれば、「こういう事情で続けられません」と伝えることができるので、生活スタイルの見直しとともに習い事の整理をしてみましょう。

習い事へのモチベーションが下がったとき

やりたい!と始めた習い事でも、続けるうちにモチベーションが下がってしまうことがあります。

例えば、

・習い事へ行くのを嫌がる

・準備をしたがらない

・宿題をやりたがらない

といった様子が見られれば、モチベーションが下がっているサイン。

「習い事を始めてはすぐ辞める」状態であれば別ですが、1年以上続けた習い事でモチベーションが下がっているようであれば、それは辞めるタイミングなのかもしれません。近い目標を一つ作り、それを達成してから辞めることができれば、ポジティブな気持ちで習い事を終えることができます。

指導内容や人間関係がうまくいかなかったとき

どんな習い事でも、教室の雰囲気や、先生や生徒同士の人間関係がうまくいかない可能性があります。特に人間関係については体験の1回だけでは気付かないことも多く、習い事は好きなのにこれだけが…と悩みの種になることも。

その教室との相性が合わないと感じたら、

・別の教室へ移る

・曜日や時間を変える

といった選択肢を考えてみるのもひとつの方法です。

今の教室の先生には、場所や時間が合わなくなったとお伝えすれば大丈夫。先生との信頼関係ができているなら、理由を正直にお伝えすることで別の教室を紹介していただけるかもしれません。子どもが明るい気持ちで取り組めるように、環境を変えることも選択の一つですね。


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まとめ

 ・積極的に体験教室へ行き、子どもが興味をもつ習い事を選ぶ

・通いやすさや費用など、親の負担もよく考えて

・習い事を辞めるときは、なるべくポジティブな気持ちで

習い事選びで大切なのは、「何を習うか」だけでなく、子どもの気持ちと家庭の状況を大切にすることです。習い事を始めるときも、辞めるときも、悩むのは自然なことです。

親子や家族でよく話し合い、前向きに取り組める習い事選びをしましょう。

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金島ちぐさ

元教員

国立大学の学校教育学部にて、小学校教員と中高音楽教員の免許を取得。卒業後は小学校の正教員として勤務。結婚を機に退職し、現在は小学生2人を育てながら教育・子育てに関する情報を発信している。

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